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朝は一番口臭がきつい?スッキリとした寝起きを迎えるには

「寝起きの時の口臭が気になる」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

朝は口の中がネバつき、強い口臭が発生することがあります。目覚めた瞬間に不快な思いをするより、できるだけすっきりと目覚めたいですよね。

そこで今回は、寝起きの口臭の原因とその予防策について詳しく解説していきます。

1.口臭の強さは時間によって変化する?

口臭の強さは朝昼夜と、時間によって変化します。その中でも特に寝起きの口臭は「モーニングブレス」といわれ、特に強烈な臭いを発します。起きた時に口の中がネバネバしていたら、強い口臭が発生している可能性があるでしょう。

口の中の細菌は食後8時間が最も増えるといわれています。起きている間は歯磨きをしたり水を飲んだりすることで細菌が増えないように対策できますが、寝ている時間は対策ができません。

ただし、朝起きた時の口臭は誰にでも起こる一時的な「生理的口臭」です。しっかり対策をすれば緩和できるので、心配し過ぎる必要はありません。

2.朝に口臭がきつくなる理由とは

では、なぜ朝に口臭がきつくなるのでしょうか。その理由をご紹介します。

2.1.唾液の分泌量の低下

起きている時間は食べ物を噛むことや水分の補給によって唾液の分泌が促されます。しかし寝ている時間は唾液の分泌を促す行為がなく、唾液の分泌量が低下するため、唾液の自浄作用や抗菌作用が弱まってしまいます。それにより細菌が増殖して強い臭いが発生します。

また、ストレスがかかることでも唾液の分泌量が低下します。適度な運動や読書、ゆっくりとお風呂に入るなど、リラックスできる方法を見つけてストレスを発散しましょう。

2.2.細菌によるガスの発生

朝起きた時に増殖している細菌は、臭いの原因になるガスを発生させます。この細菌を除去するために起きてすぐに歯磨きをする、コップ1杯の水分を取る、また朝食を取るなどすることで、口臭は自然に落ち着きます。

細菌が増える要因としては、睡眠中の口呼吸があげられます。口で呼吸すると口の中が乾燥するため、細菌が増殖しやすくなるのです。通常は鼻呼吸をすることが望ましいのですが、寝ている時は自分で意識して改善することが難しいため、鼻呼吸を促す改善用グッズなどを使用し口呼吸を防ぎましょう。

3.朝の口臭に対する予防と対策

朝の口臭に対する予防と対策

では、朝の口臭に対するためにはどのような予防と対策を取ればよいのでしょうか。

3.1.就寝前の水分補給

就寝中は寝ているだけで500ml程度の汗をかくといわれ、体内の水分が少なくなりやすい状態です。唾液は水分が素になってできるので、体内の水分が失われれば当然唾液も減少します。乾燥を防ぐために、就寝前にコップ1杯程度の水を補給するようにしましょう。

3.2.丁寧な歯磨き

口の中に磨き残しのプラークが残っていると就寝中に細菌が増殖してしまうため、寝る前の歯磨きは非常に重要です。丁寧に歯磨きをして汚れを落とし、できるだけ細菌の数を減らしておきましょう。

ただし、歯ブラシだけでは全体の6割程度の汚れしか除去できていないといわれています。特に磨き残しが多い歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具も使用しましょう。歯と歯の補助清掃用具を使用することで、汚れは9割程度まで落とすことができるようになります。

3.3.舌磨き

舌についた白い苔のような「舌苔」は舌に汚れがたまったもので、多くの細菌がこびりついています。そのままにしておくと口臭の原因となってしまうので、優しく除去しましょう。ただし、舌は繊細なため強くゴシゴシと落とそうとすると傷がついてしまい、さらに汚れが付着しやすくなります。歯みがき粉も刺激となるので、舌磨きをする時は歯磨き粉の使用を避けましょう。

また、頻繁に舌の汚れを落とすことも舌に負担がかかるため、1日に1回程度で行うようにします。専用の舌ブラシを使用してほどよい力で奥から前へゆっくり動かして舌苔を取りましょう。

3.4.定期的なケアを心がける

口の中の環境を整えるには毎日のセルフケアはもちろん大切ですが、定期的に専門機関で見てもらうことも大切です。

毎日歯磨きでケアをしていても、歯並びが悪い部分や磨きづらいところにはどうしても汚れが溜まってしまいます。その汚れを溜めたままにすると、2週間程度で歯石になり、歯磨きで落とすことができなくなります。歯石は表面がザラザラしているためさらに汚れが付着しやすく、それがさらに強い口臭につながるという悪循環を引き起こします。

その点、専門機関でクリーニングしてもらうことで口の中の汚れをほぼ除去することが可能です。また、どの部分に汚れが付着しやすいかチェックすることで日頃の歯磨きの癖などが確認できるため、日々のケアに役立てることができるとともに口の中のトラブルを早期発見・早期治療することにもつながります。

また、定期的な口臭ケア、その意識付けとしておすすめなのがセルフ口臭ケアのできるサロン「デンタルラバー」の活用です。2021年9月時点で全国に17店舗(FC店を含む)あり、毎月低価格の会費で口臭ケアを「通い放題」で体験することができます。

サロン:https://shop.dental-lover.jp/lp?u=salon

ただし、近隣に「デンタルラバー」がないという方もいらっしゃるでしょう。その場合におすすめしたいのが、「デンタルラバー」の開発した『スーパーブレスLV』です。

『スーパーブレスLV』はサロンと同様のLEDを使用して自宅で手軽に口臭ケアができるマシンであり、口臭に有効な成分を含んだ薬用スーパーブレスゲルを本体のマウスピースに塗布し、使用することで歯茎や舌のにおいをブロックします。

※医薬部外品ゲルとブラッシングの併用による

また、2つのダブルモーターによる22,000回の高周波で歯茎と舌に振動を与え唾液の量をアップ。唾液量が増えると口臭の原因となる細菌を洗い流す自浄作用が働き、口の中を清潔に整えることができます。マウスピースは68gと超軽量なため、口にくわえながらPCの操作や家事をすることも可能です。

スーパーブレスLV:https://shop.dental-lover.jp/lp?u=super_breath_lv

4.スッキリとした寝起きのために日々の口臭ケアが大切

朝起きた時の口臭は誰でも起こるものですが、日々の口臭ケアをすることで口臭を減らし、朝スッキリ起きることができます。入念な歯磨きなどで細菌の数を減らし、寝る前にはコップ1杯の水分を補給しましょう。また、細菌が多くついている舌苔を除去して臭いの原因を取り除きましょう。

朝の口臭は生理的口臭のため、日々のケアをしっかりとおこなえば深く心配する必要はありません。ストレスに感じることなく、日々の対策ですっきりした朝を迎えてください。

【最後に】デンタルラバーのサービスは、一般消費者に歯のケアの大切さを知っていただくためのものであり、最終的には歯医者で適切な治療を受けていただくことを推奨しています。デンタルラバーは一般消費者と歯医者をつなぐ架け橋としての役目を目指す会社です。

ホワイトニングコラムの
監修ドクター

歯科医師:田中希和 Dr.
大阪歯科大学卒業。
一般診療、訪問診療を中心に、食育アドバイザーとして歯と食事の大切を伝える活動を行う。

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