ホワイトニングの危険性は?副作用についても解説
歯が黄ばんでしまっても白さを取り戻せるホワイトニングの人気が高まっています。しかし、施術に伴う副作用やリスクが気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ホワイトニングに危険性があると思われている背景や起こる可能性がある副作用について詳しく解説します。また、副作用が心配だという方でも、デンタル美容サロンや自宅で手軽に取り組めるセルフホワイトニングについても紹介します。
1.ホワイトニングはなぜ危険性があると思われているのか
専門機関のホワイトニングでは、厚生労働省によって認可された薬剤が用いられています。しかし、「漂白」という言葉から危険なのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。まずはホワイトニングが危険だと思われている理由から説明します。
1.1.薬剤が人体に危険だと思われている
専門機関のホワイトニングで使う薬剤には漂白成分が含まれているため、人体に危険だと考える方もいます。
実は、薬剤の主成分は過酸化水素(オキシドール)で、傷の消毒にも用いられている成分です。食品添加物としても認められている物質なので、専門家が適切な濃さに調整して使う分には人体に危険が及ぶ心配はありません。
1.2.個人輸入した薬剤の誤用で健康被害があった
海外から個人輸入したホワイトニングジェルが、実は専門機関で使用される高濃度のホワイトニング薬剤だったために、使用後に歯肉が白くただれてしまったという被害も報告されています。セルフホワイトニングを行う際は、ジェルに含まれている成分が問題ないか確認し、使用上の注意をよく読んでから正しく使用するようにしましょう。
1.3.ホワイトニングで歯が弱くなりそうな気がする
ホワイトニングの施術を受けると、歯をコーティングしている物質が破壊されて歯が弱くなるのではと心配される方もいるでしょう。
ホワイトニングでは、薬剤の作用により「ペリクル」という膜を剥がして、歯の中に染み込んだ色素を分解します。ペリクルは歯を保護する役割を持っていますが、ホワイトニング後は約1日で再生するため、歯がもろくなる心配はありません。
2.ホワイトニングによる副作用はあるの?
専門機関のホワイトニングでは医薬品を使用するため、副作用が発生する可能性はゼロだと言い切れません。しかし、歯やからだの状態によって副作用の出方は異なりますが、使用上の注意を守っていれば大部分は回避できます。仮に副作用が生じたとしても、適切な処置を受ければ早い段階で回復します。
2.1.変色や色のムラが出ることがある
歯のエナメル質の状態によっては、ホワイトニング後に歯の黄ばみが目立つようになったり、ホワイトスポットと呼ばれる白い斑点が現れたりする場合があります。
特にオフィスホワイトニングの場合は短時間で歯を漂白するため、色ムラが生じやすいといわれています。施術直後に色の濃い料理・ドリンクを摂ったり喫煙したりしても変色・色ムラが生じる可能性があるため、施術後の注意事項は守るようにしましょう。
2.2.知覚過敏が起こる場合がある
ホワイトニングの施術後に冷たいものや熱いものを食べると、知覚過敏が起こる場合があります。薬剤の作用によって歯を保護する成分が一時的に剥がれているため、しみやすくなります。施術後24時間以内に和らぐのが一般的ですが、長く続く場合はホワイトニングを受けた専門機関に相談するようにしましょう
2.3.歯がダメージを受けることがある
ホワイトニングの施術後は歯を保護する機能が一時的に低下しているため、ブラッシングなどの日常的なケアを怠ると虫歯につながりやすく、結果的に歯のダメージを引き起こす場合があります。歯に傷や割れ目がある場合だと、薬剤が神経に達して知覚過敏などのトラブルを招く恐れもあります。
2.4.歯茎に炎症を起こすことがある
ホワイトニングの薬剤が歯ぐきに長時間触れることで、炎症が生じる場合があります。口の中の状態によっては、施術から短時間で歯ぐきの痛みを感じるケースもみられます。ホームホワイトニングを実施している際に歯ぐきの違和感を感じた場合は、すぐにマウスピースを外して十分にうがいをするようにしましょう。
3.ホワイトニングを避けたほうがいい方は?
歯やからだの状態によっては、ホワイトニングを始める時期を遅らせた方がよいケースやホワイトニングそのものを見合わせた方がよいケースもあります。専門機関でホワイトニングを受ける際は事前に問診がありますが、自分がホワイトニングできるのかどうかは事前に確認しておきましょう。
3.1.妊娠中や授乳中の方
厚生労働省の認可を受けた薬剤であっても、安全性が完全に保証されているわけではありません。専門機関で用いられる薬剤に含まれる過酸化水素は活性酸素の一つでもあり、酸化ストレス反応による母体への影響を懸念する意見もあります。不測の事態を避けるためにも、妊娠中や授乳期の方はホワイトニングを控えるのが賢明です。
3.2.表側に歯列矯正装置をしている方
ホワイトニングでは歯の表面に薬剤を塗るため、歯の表側に歯列矯正装置が付いていると装置の部分に薬剤が行き渡らず、歯の色にムラが生じます。そのため、矯正治療が終了してからでなければホワイトニングを受けられません。
3.3.虫歯や歯茎にトラブルがある方
虫歯や歯ぐきにトラブルがある状態でホワイトニングを受けた場合、薬剤の影響を受けて知覚過敏や炎症などのトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、ホワイトニング前のチェックで虫歯や歯ぐきのトラブルが見つかった場合は、治療が済んでからのホワイトニングがよいでしょう。
3.4.無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症の方は薬剤に含まれる過酸化水素を体内で分解できず、ホワイトニングを受けると口腔壊死など深刻な症状を引き起こす危険性があります。
自分が無カタラーゼ症かどうか気になる方は、ホワイトニングを受ける前に専門機関で診断を受けるとよいでしょう。
3.5.歯の形成が終了していない方
歯の形成が終了しない段階ではホワイトニングの薬剤が歯のエナメル質に浸透しやすく、知覚過敏などのトラブルが起こる可能性があります。
薬剤が歯の成長に影響する懸念もあるため、特に未成年の方がホワイトニングを受ける場合は注意が必要です。専門機関によっては効果が穏やかな薬剤を使用するなど、歯への負担に配慮した施術を実施している場合もあります。
4.危険性や副作用の心配が少ないホワイトニングは?
歯や歯ぐきへの副作用などの心配が少ないホワイトニング方法として、ファッション感覚で行えるセルフホワイトニングが挙げられます。
セルフホワイトニングでは医薬品ではない美容溶剤を使うため、危険性や副作用の心配はほとんどありません。
近年、店舗数を伸ばしていることで有名なセルフデンタル美容サロン「デンタルラバー」では歯への負担が少なくなるよう配慮し、独自の製法で考案したデンタルコスメゲル「スーパーホワイトニングゲル」を採用しています。
今回、デンタルラバーで使用しているスーパーホワイトニングゲルを例にどんな特徴があるのかご紹介します。
4.1.歯や歯茎に負担をかけない成分を使用
デンタルコスメゲルは市販の歯磨き粉をベースにしているため、歯や歯ぐきへの負担が少ないのが特徴です。合成界面活性剤や酸化防止剤・鉱物油・香料・タール系色素も含まれていないため、安全性にも配慮しています。
4.2.痛みを伴う薬剤を使用しない
スーパーホワイトニングゲルには、歯の黄ばみの原因となるステインやヤニの付着を予防する成分のポリリン酸ナトリウムをはじめ、歯の着色汚れを落とす効果を期待できる成分が配合されています。スーパーホワイトニングゲルには痛みを伴う薬剤を含んでいませんが、歯の状態によっては多少の痛みが生じる可能性もあります。
4.3.歯を守るコーティング作用がある
スーパーホワイトニングゲルには、歯を守るコーティング作用もあるため、セルフホワイトニングだけでなく普段の歯磨きにも使用できます。歯の汚れを落とす効果に加えて、汚れを再び付着させにくい成分との相乗効果でより効果を実感しやすくなるでしょう。
※痛みを感じる程度には個人差があります。
5.リスクを踏まえてホワイトニング方法を選ぼう
医薬品を使用するホワイトニングでは副作用などのリスクが気がかりですが、専門機関からアドバイスを受けて適切に取り組めば、多くの副作用は回避できます。
歯を矯正・治療中の方や妊娠中・授乳中の方はホワイトニングを受けられない場合があるので、施術を受けられるかどうかは専門機関へ確認しましょう。
また、デンタル美容サロンや自宅で手軽に取り組めるセルフホワイトニングなら、危険性や副作用の心配が少ないといわれています。ホワイトニング機器やブラッシング時に使用するホワイトニングジェルなども多数販売されています。
特に、全国10店舗を展開(2021年5月現在)する現役歯科医監修のセルフデンタル美容サロン「デンタルラバー」が開発したセルフホワイトニングゲルとLED照射機のセット商品「スーパーホワイトLV(※1)」が、大手通販サイトを中心に人気を集めています。
デンタルラバーのサロンでセルフホワイトニングをする際に使用する「青色LED+紫外線LED」と、口臭ケアをする際に使用する「赤色LED+近赤外線LED」の4つのLEDを1台で同時照射でき、セルフホワイトニングケア(※)と口臭ケア(※)が自分のペースで取り組めます。
本体とジェル4本のセットが月々たったの2,913円(税込・クレジットカード24回の分割払い・手数料別途)、本来の白さと爽やかな口臭を取り戻したい方は是非お試しください。
※LED照射と専用ゲルとブラッシングの併用による効果です。効果には個人差があります。
※痛みを感じる程度には個人差があります。
※セルフホワイトニングと口臭ケアはLED照射と専用ゲルとブラッシングの併用による効果です。効果には個人差があります。
【最後に】デンタルラバーのサービスは、一般消費者に歯のケアの大切さを知っていただくためのものであり、最終的には歯医者で適切な治療を受けていただくことを推奨しています。デンタルラバーは一般消費者と歯医者をつなぐ架け橋としての役目を目指す会社です。